Part12     グラナダ観光(11/12)


ヒラルダの塔

ヒラルダの塔はセビリアの象徴にもなっている。ヒラルダの塔 とは、風見鶏という意味、塔の高さは、97.5m。階段は無く塔の中をぐるぐる回る比較的なだらかな坂の通路になっていて、かつては馬に乗って上がり鐘を鳴らしたという、さすがに、下から見上げると・・・先端部分が見えなくなってしまう。
塔自体の構造は、四角く、大変シンプルなものだが、上部のレースのような装飾が、大変美しい。左の円形の建物は、カテドラルの壁である(西側の王室礼拝堂のある部分)。 広角レンズを使用して撮影しています



インディアス古文書館(世界遺産)

当初は商品取引所として建てられたものだが、古文書館として、アメリカ大陸やフィリピンにおけるスぺイン帝国の歴史を明らかにする上で、比類のない史料群が収められています。

所蔵史料の価値もさることながら、この建物はルネッサンス建築の中でも、落ち着いた佇まいを持つイタリア化したスペイン建築として際立っているため、セビリア大聖堂、アルカサルとともに、1987年世界遺産に登録されました。

建物の屋上の、コーナーに立っている飾りや欄干は地元様式のものだそうです。

下の画像は左端橋の部分です、この塔と同じものが、上の画像の右端にもあります、幅(200m)が広すぎてカメラに収まり切れませんでした。

建物は半円形になっていて、幅200mというとかなり巨大なものです。上の楕円形の写真は広場を抱きかかえるように半円形に建てられている建物の中央部分だが撮影位置では東からの朝陽をカメラがまとも受け逆光状態、左の画像は湾曲になっている建物の左端の部分で朝陽を受けた状態で撮影の向きでこんなに変化しました。


11/13は午前中セビリヤの市街の世界遺産観光後、一路悠久のポルトガルへ、セビリアからポルトガルのエヴォラ(世界遺産)へ約330km約4時間、エヴォラ観光後引き続いて距離の割には峠が多く慎重運転で約126km約3時間で最終目的地リスボンに入ります。13日のお楽しみは哀愁のファドデイナ-ショウ-です。


アンダルシアの華といわれる、セビリヤの歴史はロ-マ時代以前に遡り、タルテシアン人によって建設されたと伝えられています。

8世紀にイスラムの支配下に入り、セビリア王国として栄えた時期もあったが、13世紀中ごろレコンキスタ(キリスト教再征服運動)の進展により滅亡した。

 以後カスティーリア王国(後のスペイン王国)の主要都市としてセビリアは栄えました。

スペイン4番目の都市セビリアは地形的に地中海に接しているわけでありませんが、グアダルキビール川沿いに位置し、中世の時代より栄えた港湾都市でもあります。

転機となったのは1492年のコロンブスのアメリカ発見で、アメリカとスペインを結ぶ重要な拠点になると同時にこの町に富が流れ込んできました。17世紀には芸術が開花し1992年の万博開催で世界にその名を知られるようになります。

Part12     セビリヤ市街、カテドラルなど世界遺産観光(11/13午前中)

サン・クリストバルの門

2006.11.12セビリア泊

向かいにインデアス古文書館が、カテドラル側より

2006.11.13朝
モ-ニングコ-ル   6:30
荷物回収 ドアの外  7:00
朝食         7:00
出発         8:00

カテドラルの西側部分で、この右隣にヒラルダの塔があります(王室礼拝堂の出っ張りの部分)

左の拡大画像⇒

早朝のセビリヤの街角、新聞配りの真っ最中、スペインは無料でこのように配っているようです

礼拝堂主祭壇聖母マリア像

スペイン広場

スペイン広場は1929年の万博のアメリカ博覧会の会場として建設、両端に塔が立つ半円形の建物。(逆光で残念)この画像の両端に下の画像の塔があります。

略図の右側より撮影


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コロンブスの墓(棺を4人の王様が担いでいます)、スペインに多くの富をもたらしたコロンブスへの思いがこもっているようなとても立派なものでした。

オレンジの中庭

この後更にスペインの国境を越え、ポルトガルの国、エヴォラに向かいます。エヴォラの歴史地区観光後、バスは一路ポルトガルの首都リスボンの街へ、リスボン到着は午後7;30過ぎかな?8:30からファドデイナ-ショウ、とても遅い夕食です。スペインでは普通なんですね。

セビリヤ市街中心部の建物(世界遺産)配置状況

セビリア


コロンブスの墓

コロンブスのお墓 1899年キューバの首都ハバナのカテドラルから運ばれた。

スケジュ-ル(clickしてください)

アルカサル

アルカサルは当時のグラナダ王国の職人が手がけ、その後何回かの改修が行われていると言う。改修によってイスラム様式からカトリックの王宮に変貌していった。だが、イスラム様式は残っているらしい。

残念ながら今回のツア-では入場のスケジュ-ルは組んでおりませんでした。

中央礼拝堂

中央礼拝堂の天井の高さが50m、主祭壇は1000体以上の彫像でキリストの誕生、受難などの聖書のエピソードを再現しています。

高さ20メートル、幅13メートル、260㎡もある衝立としては世界一の巨大な祭壇と言われていて、ど胆を抜かれます。眩い金色に輝く衝立は2.5トンの金が使われているといいます。

内部には93枚のステンドグラスが飾られ、美しい光が射し込んでいます。

セビリア大聖堂(カテドラル)


バチカンのサンピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次いで、世界で3番目の大きさだという。

奥行き116m幅76m、イスラム時代に建てられたモスクを基礎に1402年から約100年かけて建てられた スペイン最古のカテドラルで、町のシンボルであります。

略図の聖杯室の文字のある凹んだ部分で南の門です、正門(サン・クリストバルの門)と思います、この門に入るとすぐコロンブスの墓があります。

全体を収めるため、広角レンズで撮影していますので、やや圧縮されています。
まず建物のスケ-ルの大きさに圧倒されました。

みなさん、見上げてこりゃすごいと溜息を付いておりました。

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西

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