Part2     出国⇒バルセロナその2(11/8)

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サグラダファミリアの続編とグエル公園です



いつもなら30分位待たないと乗れないというエレベ−タ−だが、今日はほとんど待たずに乗ることができた。

、こんな日は滅多にないとの添乗員さんの説明でした。

6人乗りの小さな手動のエレベーター、上昇中に運転士のやさしげなお兄さんに二人で4ユーロを支払つた。

地上65mまで、後は35m位を徒歩で螺旋階段をぐるぐる回って上らねばならない、家内は65mのところで待っているので、お父さんだけ行って見てきてというので、そうかと、ぐるぐる回ってのぼって見たが、上から見下ろす工事状況もすごいものだ、ステンドクラスが入る予定の窓枠からの街並みも見事なものだった。






65mまでエレベ−タ−、後は徒歩でという案内図(壁にパネルで掲示していた)
螺旋階段、手すりが大理石で出来ていて、ひんやりとした冷たい感触でした(^^♪ エレベ−タ−のチケット







家内が撮影しました(地上65mより)


地上65mまで誕生のファザ−ド(こちらにも4本の尖塔があります)よりエレベ−タに乗り撮影した家内の作品です。

愛用のカメラ konika-Lexio70(銀塩)で地上65mの窓から激写?65m付近の窓から見下ろした風景ですが地上30〜40m程度のところだと思います、工事用の資材が山積みされています。

東側より受難のファサ−ド(4本の尖塔は受難のファサ−ド)を臨む、将来南側に栄光のファザ−ドが建築され更に4本の尖塔が追加され合計12本の尖塔が聳えることとなります。

最終構想は更に6本追加され計18本になるとのことです





パンフレット

絵葉書より加工



90m付近からの市街の風景










グエル公園


サグラダファミリアに続いてガウディの作品として有名な『グエル公園』です。1900年から1914年にかけてバルセロナ一の富豪であり、ガウディのスポンサーでもあった実業家のグエル氏がバルセロナ市街と地中海を見下ろすこの小高い丘に12ヘクタールもの広大な土地を購入し、ガウディに分譲用として60戸のイギリス風の庭園住宅の設計と建築を依頼したものです。しかしながら宅地は2戸しか売れず、失敗に終わりました。1922年から市に寄贈され公共公園となって現在に至ります。


公園入口の管理棟の屋根はお菓子のようでした




デズニィ−ランドもモデルにしたという。お菓子で出来た建物のようです。



中央広場と86本の柱、破砕タイルを用いたモザイク模様のトカゲ





太い柱は奥の方にもあり、全部で86本です。

人工の中央広場(沢山の観光客で賑わっていて、下を覗いている様子も?)を支えています。

広場の下の柱と柱の空間は当初市場として使用の予定だったようです。

現在は演奏会や子供向けの催し物などが行われているそうです。







グエル公園の中央広場(別名ギリシャ劇場とも言われています)



グエル公園の象徴的存在

トカゲの口からは涼しげに水が絶え間なく流れ出ています。

この涼しげな水は、広場に降った雨が、柱廊を通り、地下貯水槽に流れるというシステムになっています。

地下にある貯水槽から放水される水で、当初この田園都市に建設されようとした60戸分の水が貯められるように設計したんだそうです。














ガウディは地形をなるべくそのままの状態で保ちながら計画を進めようとし切り崩しや盛り土をすることも避けたようです。そのため起伏があり入り組んでいました。ギリシャ劇場と名づけられた中央広場はぐるりと囲むように(1周で数百mはありそうな?)ベンチが設けられていて、破砕タイルを用いたモザイクが美しく、人体にそうようにして作られた流れるような曲線を描くユニークなベンチは実際座って見るとひやりとして肌ざわりも良く、すばらしい座り心地でした。









遊歩道(道路整備)では、工事で掘り出した砕石を芸術的に再利用し、木をなるべく伐採せずに自然のまま残したようです。砕石を破砕水タイルのように施工しているように見える、道路を支える柱や壁の砕石の凸凹感がどれもユニ−クでした。













椰子の木をイメ−ジしたという柱。





広場への通路、造成する時に出た土や石を利用した作ったとのこと、斜めに撮影した訳ではありません、このような設計なのです。見るものすべてが奇想天外というか、びっくりです


天井は碗型の窪みが連なり、所々に破砕タイルや破砕陶器を利用してモザイクが作られています。

タコの足を思わせるような装飾もあり、楽しげな雰囲気が加えられていた。

美しいばらの装飾、太陽をイメ−ジしたと言われています。


2次元の世界に案内されたような見ていて楽しくなる思い出のひと時でした。




次は引き続いてバルセロナ市内のカサ・ミラなどへご案内します

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