Part4     バレンシア市内観光その1(11/9)
カテドラル(旧市街のシンボル)

モスクがあった場所に、イスラム教徒からバレンシアを奪還したアラゴン王が教会として建設したものでロマネスクにゴシック、バロックなど、改修した各時代の建築様式が混在しているとのことです。

右手の門はカテドラルのアポストレス(使途)の門、キリストの12使途が飾られているのでこう呼ばれています。

現在も毎週木曜日に水委員会がこの門前でしめやかに行われているようです。この門は14世紀前半のゴシック様式、門の上部の円形の模様は直径6.5mのバラの装飾とソロモンの星を表しているとの事です。

正面の塔はサンタ・カタリ−ナ教会、この塔の突き当たりの右側のお店で、本場の絞りたての生のオレンジジュ−スで一息。感動の美味しさでした。飲む前に記念に撮影です。

伝統的芸術リャドロ−の紹介と解説の一部


ガイドブックの写真より

私たちが撮影のものには時計は無かったが、まさしく、この塔の右端の緑の日よけの掛っている、道路脇に丸テ−ブルが置かれて休憩できるようになっていた。ガイドブックの写真を見ながら、ここだよねと、あらためて確認するのも不思議な気持ちです。

スペイン地中海岸の中央部にある、人口75万人のスペイン第3の都市です。温暖な地中海性気候でオレンジの産地として有名で、市内の街路樹にもオレンジがあります。また米の産地でもあり、パエリャの発祥地でもあります。

8世紀からイスラムの支配下でしたが、1094年に英雄エル・シドがこの地で破ってキリスト教を奪回したのが歴史に残っていますが9年後に再びイスラムの手に、130年後にハメイ1世がキリストの勝利を収めるまで途中中断はあるものの5世紀以上イスラムの統治下にありました。

日本円で1000円でOKだよと売っていた;103Pageの日本語による写真集のガイドブック、改めて旅の思い出を見直す上でお気に入りの1冊です。A4より縦が少し短いサイズ、152枚の写真入り。

ミゲレテの塔とカテドラルをバックに、記念撮影、手に持っているのはカテドラルのパンフレットです

2006.11.9朝

モニングコ−ル 6:45
荷物(ドアの内側) 7:15
朝食  7:00
出発  8:15

 

ミゲレテの塔

スケジュ−ル(clickしてください)

カテドラル

レイナ広場側からのカテドラル、左にミゲレテの塔が隣接して建っています。下の画像は門の左の彫刻の拡大です。


八角の尖塔は14〜15世紀の間に造られた石造りの鐘楼、1418年の聖ミカエルの祝日に大鐘が奉献されたことを記念してミゲレテの名がつけられました。高さ51m、展望台まで207段の階段があります。

南西方向へ数分以下の順に隣接しており、サンタ・カタリ−ナ教会はその中継点でもあります。

カテドラル⇒ミゲレテの塔⇒サンタ・カタリ−ナ教会⇒ラ・ロンハ⇒中央市場

巨大なカテドラルの門前で今も毎週木曜日、『水委員会』バレンシアの豊かな平野の灌漑をめぐる訴訟問題を扱うヨ−ロッパでもっとも古い法的機構といわれている会議の模様です。

灌水の調整を目的とした水委員会の歴史なども解説されています。

カテドラルの内部

内部はうす暗く、冷んやりとしたとても静かな、厳かな空間でした。ステンドガラスを通して入ってくる明かりがとても綺麗でした。

ビルヘン・デ・ロス・デサンパラ−ドス寺院


丁度厳かにミサの最中でした。
カテドラルで一番古い門でパラウの門、

壁に突き出ている飾りから屋上の雨水が流れでるようになっています

自然と祈りを捧げたくなるような気持ちにさせられます。

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