旅籠に近くにあった『みやげ物店』ここでドン・キホ-テの置物を記念に購入しました。29.1€約4300円

Part9     ラ・マンチャ地方並びにコルドバ観光(11/11)

左端はアルミナ-ルの塔、大きな建物の三角屋根は中央礼拝堂のクポ-ラの部分で、右端の長方形の建物はカラオラの塔(イスラム時代の要塞として建造されたもので現在は博物館になっているとのことです)です。カラオラの塔からメスキ-タの手前まて紀元前1世紀に建造されたというロ-マ橋が架かっています。…バスの中より撮影

メスキ-タ全景


憧れのパラド-ルにて昼食

パラド-ルとは貴族の館や修道院、中世のお城などの歴史的建造物を宿泊施設に改造した国営ホテルです。

イスラム文化の夢の跡、コルドバ大聖堂(メスキ-タ)



世界で唯一、イスラム教のモスクの中にキリスト教の大聖堂があることで知られていますが、700年初頭まではキリストの聖地だった当地、コルドバは古代ローマ帝国、西ゴート王国の支配を経て、711年にアフリカ大陸からやってきたイスラム教徒(ウマイヤ朝)の支配下に入ります。 

イスラム教徒たちは征服したイベリア半島を「アル・アンダルス」と呼び、このコルドバを首都としました。

その後キリスト教の教会を取り壊し、モスクを建設(イスラム教第一の聖地であるソウジアラビァのメッカに次ぐ規模で一度に25000人も信者が祈りを捧げることができたといいます)、500年続いたイスラムの支配もキリストの再征服により崩壊します。

*総面積24,000㎡ 



旧市街の中心に建つメスキ-タはアルハンブラ宮殿と双璧をなす建物です。その内部に入ると馬蹄型のア-チが立ち並び幻想的空間作り出しています。

785年にキリスト教の聖堂があった場所にイスラムの支配により、モスクとして建設され、その後増改築が繰り返され、約450年後の1236年にキリスト教徒により再征服されると、再び聖堂として使用されるが、モスクに敬意を表し『円柱の森』などはそのまま残された。

のちに一部壊されるがロ-マ神殿の柱なども使用されているという、白と赤の円柱が林立する空間は極めて壮観で神秘的でした。
スケジュ-ル(clickしてください)
マドリードの東から南にかけてスペイン中央部の大半を占める広大な地域です。雨が少なくて風が強く、乾いた大地がどこまでも続き、手付かずの自然が多く残されています。

大きな街はなく、小さな村々が点在する地域です。そして誰もが一度は耳にしたことがある小説『ドン・キホ-テ』。その舞台となったマドリッドの南に広がるラ・マンチャ-地方めぐり、物語の世界に夢を馳せました。

丘の上の風車はラ・マンチャ地方のシンボル、物語ではドン・キホ-テが巨人と間違え、闘いを挑むシ-ンが有名。

★小説『ドン・キホ-テ』……スペインでは学校の教科書にも取り入れられている、日本の源氏物語レベルの作品として評価されているようです。

ガスパチョ(トマト冷製ス-プ)、イベリコのハム、デザ-ト、パン


ミフラブ

ミフラブとは祈りを捧げるメッカ(イスラム教第一の聖地)の方向を占めす目印。コ-ラン(イスラム教の聖典)の一節か刻まれたモスクでもっとも重要な場所。

金色のモザイクと彫りの漆喰装飾で飾られ、天井は貝の形をしたクポ-ラ(天井のド-ムの部分)になっている。

レストランのベランダからのコルドバの街

免罪の門の入り口付近

円柱の森の中央にあり、16世紀に完成、豪華な礼拝堂に圧倒されます

コルドバの観光馬車(チヨット有名)


ほとんど人通りの無い郊外にひっそり建つ旅籠の向かいにあった瀟洒な教会

ドン・キホ-テとラ・マンチャ地方

マドリッドよりラ・マンチャ地方までは約110km約1時間30分

左端はアルミナ-ルの塔と中央礼拝堂の部分


セルバンテスの名作「ドン・キホーテ」の舞台となった地で、村々には、ドン・キホーテが突撃したという風車があります。

プエルト・ラピセ

スエグラの隣町;ドン・キホ-テが風車を巨人と間違え、闘いを挑む準備をしたという旅籠、井戸の前の水槽でヤセ馬『ロシナンテ』に水を与えたという。

ラ・マンチャ地方郊外の広大なオリ-ブ畑の風景

コルドバ

ラ・マンチャ地方プエルト・ラピセより約280km約4時間

路地の正面の細い塔はコルドバのシンボル、サン・ラファエルの勝利の塔、左の建物がメスキ-タ、メスキ-タのの左手前の角から数メ-トル西にアルミナ-ルの塔があり、免罪の門の入り口とチケット売り場があります。

現地では広すぎてどこから入ってどこにいたのかさっぱりでした。ホテルにもどってガイドBookの案内図でようやくでした。

11/11宿泊のグラナダの Hotel Luna De Granada

MAホテルチェ-ン 空港から約15km

PARADORの文字がクッキリ;ホテル玄関

コルドバは、10世紀頃イスラム教徒が建てたカリフ(コルドバ王国)の首都で医学、天文学、哲学、文学、芸術などの発達した学問の中心地でしたが、13世紀にキリスト教徒に再征服されます。

入場時のパンフレット

円柱の森(850本のア-チ)

中央礼拝堂

シュロの門

大聖堂宝物堂



花の小路

メスキ-タに隣接して北西に広がる旧ユダヤ人街にある花の小路は色鮮やかな季節の花で一杯の小さな道。

撮影スポットとして大勢の観光客が訪れている。

8世紀ころユダヤ人によって造られた地域、迷路のように入り組んだ細い道の両側には美しい花が飾られた白壁の家がびっしりと並んでいます。

2006.11.11朝

モ-ニングコ-ル  6:15

荷物(ドアの外側) 7:00

朝食        7:00

出発        7:45

11/11はマドリッドからラ・マンチャ地方⇒コルドバ経由⇒グラナダ 約560km 約8時間30分のバスの旅でした


聖体の祝日用顕示台エンリケ・デ・アルフェの作品)

みなさんも立ち止まり見とれていましたが現在も街路を行列してまわり、聖体拝領に対するコルドバ人の信仰心を証言します⇒パンフレットのガイドより

ホテルのレストランです。日本の流しのようなものと思います。バスの長旅を癒し、盛り上げてくれました。

スペインのポストは黄色失礼して記念撮影です

風車のある町『コンスエグラ』


アルミナ-ルの塔(鐘楼)


グラナダへ

コルドバから東南方向、約170km約3時間

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